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August 21, 2006

2006年夏

しばらく更新が滞ってしまってすみません。

この夏は初めて早朝ランにチャレンジし、朝日を浴びながら走っています。
最初は6時に起きるのも辛かったのに、身体と言うのは良くできたもので、何日か続けると勝手に目が覚めてくれるようになり、今では5時ごろにパッと起きられるようになりました。(ちょっと前のアミノバリューのCMみたい。)

それにしても、この夏は例年になくよく走っている。
毎年8月は30kmとか60kmとか、ガクンと月間走行距離が落ちるのに、今年は今日までに120km。
1月からのトータルも1172kmになって、すでに昨年1年間のトータルを追い越してしまいました。

これもひとえに、ネットを通じていろんな刺激を受けているお陰だと思います。
ランニングって単調なスポーツだから、いかにモチベーションを維持するかが鍵なんですね。

そのツケといっては何ですが、日焼けもここ数年では一番です。
今年はノースリーブのランニングシャツを着て走っているので、腕はそれなりにカッコよく(?)焼けてますが、顔だけはいかんともし難い・・・。
もちろん日焼け止めを塗って走っているのだけど、すぐに汗もかくし、焼け石に水状態。
40も半ばにさしかかろうというのに、こんなに紫外線を浴びちゃっていいのかな~。(困)

困ったことと言えば、走るようになってからものすごい汗かきになってしまったこと。
昔は、夏でもほとんど汗をかかなかったのに、今ではちょっと動いただけで汗が滝のように流れてしまって、見た目が非常に暑苦しい。
服に汗が染みちゃうし、化粧は崩れるし、サンダルを履いている足の裏まで汗でぐっしょり。

ああ~気持ち悪い。
代謝がいいと言われれば悪い気はしないけれど、子供に外で「お母さん、すごい汗だよ~」なんて言われると、汗かきオバサンみたいで恥ずかしいです。

以上、この夏の雑感でした。


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August 10, 2006

釧路湿原マラソン

私は地方の小さな大会が好きです。

ちょっとした旅行気分も味わえるし、地元の温かい歓迎や工夫のこらされたエイドも楽しみだし、受付やスタート時の混雑もなくゆったりとレースを楽しめるのがいい。
『釧路湿原マラソン』も、私のそんな期待を裏切らない、温かみのある大会でした。

前日、釧路に降り立つと湿原らしい霧がかかっていて、気温は東京より10度も低い19度。
しかしバスに約1時間揺られて市内に着く頃には、霧も晴れ雲間から太陽も覗いていた。

ホテルにチェックインし、ポーターのおじさんに部屋に案内してもらうと、おじさんも明日30km走るとのこと。
お天気も心配なさそうとニコニコ話をしてくれた。
釧路の人たちはみなとてもフレンドリーで、タクシーのおじさんたちもとても饒舌に話しかけてくれた。

部屋からは海が見える。
これから何をするのも、誰に相談する必要もなく、全部自分で自由に決められるなんて本当に久しぶりの感覚だ。
部屋のお風呂は狭かったので、jognoteのかなようさんに教えていただいたスーパー銭湯に行ってみることにした。
明るいうちに天然温泉に漬かれるなんて、なんという贅沢。

夜は少しごはんを食べ過ぎてしまい、苦しい胃を抱えてベッドでゴロゴロ。
明日の準備も早々に整って、100%レースに集中できるのってシアワセだな~とつくづく感じてしまう。

翌朝は5時半に起床。
雲は多いけれど、空は明るく雨の心配はなさそう。
ホテルから会場までは、主催者が用意したシャトルバスで移動した。
こういうサービスが行き届いていると、遠くから来てよかったと思う。

会場の陸上競技場では、受付も更衣室もすべてゆったりとしていて、トイレ混雑もゼロという都会では考えられない風景だった。
道外参加者には、遠来賞ということで、まりも羊羹が用意されていた。
参加賞はシューズバッグと大判のバスタオル。
あっという間に両手は荷物でいっぱいに。

プログラムを見ると、30kmの参加者は500名ほどで、そのうち女性は80名弱だった。
他には10kmや親子の部など種目がたくさんあるので、子供や中高生の参加者も大勢いた。

開会式が終わると、30kmからスタートになる。
アップはほんの少しにして、ストレッチを多めにする。
スタートラインに並んでいると(ここもゆったり)、SDで連絡を取っていたありんこさんが声をかけてくれた。
続いて、jognote仲間のかなようさんも私を見つけてくれ、やっとお会いすることができた。
ネットのお仲間とこうして実際に会うのは初めてだったのだけど、心がパーっと弾んでしまった。

そうこうするうちに、レースが始まった。
なにしろ30kmも走るのだから、いつものように飛び出したら大変。
抑え目、抑え目で走っていたつもりが、1kmの表示で5分22秒。
げっ、速すぎると思ってスピードを落とす。
2kmで時計を見たら、なんと4分30秒。(笑)
これは距離表示が間違っているなと思って、自分の呼吸が楽なスピードで走ることにした。

ほどなく後ろから「プラムさ~ん!」という大きな声が。
もう一人のjognote仲間のカッチさんが、私のゼッケンを見て声をかけてくれたのだ。
一瞬の出会いだったけど、嬉しくて思わず手をぎゅーっと握ってしまった。


しばらくは住宅地の中を走り、街中を抜けると河川敷を通っていよいよ湿原に入る。
風が吹くと涼しいのだが、止んでしまうと太陽が照り付けてかなり暑い。
エイドは給水とスポンジが交互に置かれていて、まさにオアシスだった。
ボランティアの高校生たちが、一生懸命応援してくれている。

向かい側のレーンには、朝5時過ぎから30kmウォーキングに参加している人たちが歩いていて、この方たちもみな熱心に声をかけてくれる。
30kmも歩くなんて私には考えられないので、こちらからもその声援に応えながら走る。
湿原は本当に見渡す限り緑一色で、道路もどこまでもまっすぐだった。
10kmは1時間ちょうど、20kmは2時間2分で通過。
ほぼイーブンペースで、ここまでは予定通りだった。

しかし、20kmを過ぎると急に足が重くなった。
心配した足首は平気だったのだけど、まず右ひざが痛くなり、次に右足の腿の外側が痛くなってきた。
復路の河川敷にあった1kmほどの砂利道が、疲れた足にはことのほか堪えた。

25km地点のエイドでスイカをもらい、バナナも口に放り込んで、最後の気力を振り絞る。
市街地に入り、片側1車線分をブロックした車道を走っていくのだが、この頃には周りにちらほらとランナーがいる程度になってしまい、隣のレーンで渋滞の列を作っている車に申し訳ないような気持ちだった。

そういえば、4月に出た私の地元の大会で同じような状況になったとき、周りのドライバーからの冷たい視線と警備員に投げかけられる怒号をが飛び交っていたっけ・・・。
ところが、ここ釧路ではそんな場面は一度も目にすることもなく、驚いたことに大きな交差点にランナーが近づくと、すべての車を一斉に止めてランナーを通してくれるのだ。
そこにはこの大会がいかに地元に受け入れられているか、そして主催者がランナーのことをどれだけ考えているかがひしひしと伝わってきた。

そこを私がよれよれと走っていては申し訳ない。
歩きたい気持ちを封じ込めて、足の痛みに耐えながら走った。
「あと少しだよー!」という沿道の声に押されて、やっと陸上競技場が見えてきた。
長かった30kmももう終わり。

最後は思わずスピードアップして、ゴールに飛び込んだ。
タイムは3時間05分35秒。
止まった途端、足が攣って思わず芝生に座り込むと、ボランティアの人が冷却スプレーを持って来てくれた。
足は痛いし、体はひとく消耗していたけれど、30km走れた達成感が体の隅々まで行き渡って、何とも言えない幸福感に包まれる。
と同時に、フルマラソンならあと12kmもあるんだな~という事実にため息も出てしまう。

やっとのことで立ち上がって、重たい体を引きずりながら記録証をもらい(種目別で35位と書いてあった)、更衣室で夫に電話をした。
「疲れただろう、でもよくやったね!」
その言葉を聞いたら、本当にひとりで行かせてくれた夫には感謝の気持ちでいっぱいになった。

更衣室で軽くシャワーを浴びて、陸上競技場の外で列を作って待機していたタクシーに飛び乗り、ふたたび温泉へ。
サウナの水風呂で足の筋肉を冷やしたおかげで、翌日のダメージも少なく済んだようだ。

たった1泊だったけれど、1年分のストレスが吹っ飛んだみたい。
本当はもう1泊ぐらいしたかったけど、夜の飛行機で留守番をしてくれた子供たちと夫の待つ家へと戻った。

温かい釧路のみなさんのおかげで、いい思い出がたくさんできました。
またいつか、この大会を走るためにきっと釧路を訪れるだろうと思います。

今回は食べられなかったのだけど、次はぜったいに炉端焼きを食べなくちゃ!(^^)

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