« February 2008 | Main | April 2008 »

March 30, 2008

やんばるの森

朝早く起きて、今日は山に向かって走ってみた。脇道に逸れると、山に入る道があった。

最初は良かったけどどんどん道が狭くなり、ほとんどジャングルに(汗)Photo

もしかしてヤンバルクイナに逢えるかなーと思ったけれど、マジでハブが出てきそうなので引き返す。 Photo_3

湿った暖かい風が気持ちいい!
約10キロのランだった。

| | Comments (4)

March 28, 2008

休暇中

休暇中
久しぶりの休暇は、沖縄県国頭村へ。今日から家族で3泊4日、ここでのんびり過ごすのだ。

夕方、海を見ながらジョギングした。
東京で桜が咲いていることを忘れてしまうくらい、季節がひとつ違っている。

明日は早朝に走ってみよう。

| | Comments (5)

March 26, 2008

高水山で遊ぶ

今年もトレイルランの季節がやってきた。

桜の便りが聞かれる頃になると、やっぱり山に行きたくなる。
でもひとりではまだ怖い・・・そんな時に仲間の「行くよ~」というグッドタイミングなお誘い。

日曜日は暑くもなく寒くもなく、絶好のトレイルラン日和だった。
今回向かった山は、青梅の高水山。
4月の高水山トレイルランの試走を兼ねて、総勢6人での楽しい山走りになった。 Photo_6

まずは河辺駅に集合して、体育館のロッカーに荷物を入れていざ出発!
青梅マラソンのコースを辿りながら、ゆっくりと青梅へ向かう。
マラソンのスタート地点という看板があったり、レトロな映画の看板があちこちにあったり、ちょっとした観光気分だ。Photo
青梅マラソンも出たことがないけれど、来年は走ってみたいなぁ。

青梅の駅を過ぎると、いよいよ上りに入る。
最初からちょっときつい上り。
去年のレースでは何もわからずにここを走って、後からばてたっけ・・・。
ところどころで視界が開けると、下から随分上ってきたことがわかる。
吹く風の温度も少し冷たくて、汗がすっと冷えて気持ちがいい。

だんだん道幅が狭くなって、道もそれらしくなってくる。
反対側から大勢の中高年ハイカーがやってきたので、脇道に逸れて道を譲った。
大会当日にもきっと大勢のハイカーがいるはず。
ハイカーにとっては、トレイルランナーって危ない存在なのかもしれないなぁ。

しばらく行くと、急に舗装路になり、長い下りが始まる。
去年はまだトレイルシューズを持っていなかったので、ここは気持ちよく走れたっけ。
今日は下ろしたてのモントレイルで来てみたけれど、意外とトレイルシューズでも走れる。

それにしても長い下り。下りきったところで、お決まりの上りが始まる(苦笑)。
菜の花や梅の花に慰められながら、もうひと頑張り。Photo_3
暑いので喉が乾く。
ハイドレーション、やっぱり欲しい!

あちこちに高水山トレイルランのための標識があり、道に迷うことなく走ることができた。
ここは35kと15kの分岐点。Photo_4
私もいつか35kコースを走ることができるんだろうか。

いつもながらに下りはへっぴり腰で遅いけれど、トレイルシューズのお陰で少しはマシな走りができた気がする。
でも動物みたいに下っていくあの野性的な走り、私には到底無理だけど本当にかっこいいなぁ~。

お昼もとっくに過ぎてしまったので、エスケープルートを使って下山することにした。
下り切った所は二俣尾駅だった。
高水山のいいところは、青梅線に下りるエスケープルートがたくさんあることかな。

河辺まで電車で戻って、アフターは梅の湯へ。
ここのお湯は白濁していてお肌がツルツルになって気持ちよかった。
ビールを飲みながらお喋りしている時間は、走った時間よりも長かったかも(笑)。

翌日、心配していた筋肉痛は出なかった。
どうやら、階段と自転車のトレーニングで一度ひどい筋肉痛の洗礼を浴びていたのがよかったようだ。
よーし、これで山へ行く準備はOK!

本屋に行ってトレイルランの雑誌などを買い込み(ランナーズの別冊かと思って買ったら、「トレイルランナー」という専門誌の創刊号だった)、次はどこへ行こうかな~とニヤニヤする毎日なのだ。

| | Comments (7)

March 21, 2008

いざ、かすみがうら!

ちょっと前に東京マラソンの記録証が届いた。

改めてスプリットタイムを見ると、最初から最後まで本当にイーブンペースで走っているなーと我ながら感心してしまう。

5km 0:31:03
10km 0:30:01
15km 0:30:19
20km 0:30:14
25km 0:30:46
30km 0:30:42
35km 0:30:13
40km 0:12:54

25~30kmまでが少しペースダウンしているけれど、その後はちゃんと持ち直している。
最初の5kmが31分なのはスタート後の混雑の影響だとして、ほぼ判で押したようなキロ6分ペースだ。

この走りでベストタイムが出たことは単純に嬉しかった。
NAHAは前半飛ばして後半大失速してしまったので、トラウマからも脱出できたと思う。

でも、なんとなくどこかに燃え残ったものがあったと思う。
どこかの区間で30分を切る走りをしても良かったんじゃないか?
ちょっと守りに入りすぎていたんじゃないか?などなど。。。

今シーズンは東京マラソンで終わりにするつもりだったけど、そんな思いもあって「かすみがうら」にエントリーしてしまった。
暑かったNAHAですっかりばててしまったので、かすみがうらでも暑さにやられてしまうかもしれない。
でも、もう一度サブ4を目指してどこまで頑張れるか試してみようと思う。

まだサブ4は切れないかもしれないけど、今年の秋のレースで達成するために足りないものが見えたらそれで大成功。
秋以降のレースも、もうひそかに決めているのだ。

気が付いたらあと1ヶ月を切ってしまって、少し慌てている。
でも今回はやみくもに距離を走るのではなくて、階段トレーニングや自転車やトレイルを取り入れるなど、新しいことも試しながら準備をしようと思っている。
そうじゃないと、また直前に疲労骨折なんていうこともありそうだから。

いくらでも走れる身体なら思いっきり走りたいのだけど、私のランニングの歴史は故障との戦いだったりするので、いかに故障しないで効率よくトレーニングするか?が最近のテーマ。
ただでさえ今までは1年にフルは1回だけって決めていたのに、今シーズンは3度も走るのだから・・・。

さてかすみがうら、どんなコースなのか下調べもしておかなきゃね。

| | Comments (12)

March 17, 2008

荒川、応援の巻

荒川市民マラソンの応援に行ってきた。

Photo_2

荒川、初めて行ったけれど思ったよりも近かった。
新宿で乗り換えて埼京線の浮間舟渡駅で下車、徒歩15分で会場に到着。
家から1時間ちょっとで行けるなんて、今年から大磯になった湘南国際に行くよりもこっちの方が近いんだな~。

今回はただ、応援するためだけにひとりでここにやってきた。
荒川の雰囲気を見たかったのと、東京でたくさん応援してくれた仲間たちにお返しがしたかったのと、あとは走っている人の姿を見たかったのと・・・。

私が到着した頃は、すでにトップのランナーはゴールインした後だった。
でもまだゴールに飛び込んでくるランナーはまばら。
会場で、5kmのレースを走ったばかりのりこさんとまっちさんが一緒に応援してくれることになり、あと1kmの看板のところに陣取って、いざ応援開始。

サブ3ランナーはさすがに気迫が違う。
声をかけるのも気後れするほど、鬼神の走りという感じ。
その中に数人の女性ランナーを見つけ、思わず力が入る。

ほどなく、いつもニコニコと笑顔を絶やさないきなこさんがやってきた。
ここまで凄いスピードで41km走ってきたというのに、なんでいつもあんなに笑顔でいられるんだろう?

ちらほらと知った顔がやってくるようになり、応援のテンションも上がってきた。
3時間半、4時間の区切りの頃になると、そのあたりのランナーの必死度が違う。
「残り1km6分でサブ4ですよー!」などと声かけすると、「よっしゃ!」と声を出して猛然と走っていく人、時計を改めて見て最後の力を振り絞る人がいて、こちらも声もますます大きくなってしまう。

Photo

ピカチュウ姿のまっちさんを振り向くと、ハイタッチ用の左手を差し出していたので、これはいい!と思い私も真似してみた。
すると思いがけず、たくさんのランナーが近づいてきてタッチして行ってくれる。
中には「元気下さい!」と言ったり、「ありがとう」と言ってくれたり、わざわざ濡れている手袋を外してタッチしてくれる人も。。
どの手も汗でびっしょりで(昨日は土手に立っていても暑かった)、本当にひとりひとりに「お疲れさま!お帰りなさい!」「あと1km!頑張っていきましょう!」なんて声が出てしまう。

41kmも走ってきているのだから、どのランナーもほとんど限界に達していて、それでもゴールを目指す姿は本当に言葉にできない感動だった。
そんなランナーを何千人も見送ったら、私もすごいエネルギーを浴びて、左手から伝わるパワーですぐにでも走り出したいような気持ちになってしまった。

いつも応援してもらっている側だったけれど、こうして応援する側に回ってみて、わかったこともたくさんあった。

こんなに大勢の人たちがフルマラソンを走っている、それだけで圧倒されるような光景だ。自分の事は棚に上げて、みんなどうして走っているんだろう?なんて考えてしまう。
フルマラソンの応援は、ランナーだったら一度は行ってみるといいかもしれない。
本当に「感動をありがとう」という気持ちになれるし、自分のモチベーションも上がるし、次のレースが楽しみになる。

荒川を走られたランナーの皆さん、本当にステキでした。

| | Comments (13)

March 14, 2008

クロストレーニング

そろそろ次のレースに向けて、本格的に走り込みをしようと思っていた矢先に足首を故障した。
歩いていても痛いので病院に行ってみたら、「疲労骨折に近い炎症がある」という話だった。
レントゲンで見ると、骨の表面が薄く剥がれているようにも見える。
その周りがぼわ~っとしていて、これが炎症なのだとか。

1週間ぐらいで治るでしょうという話だったのでほっとしたのだけど、せっかく綿密にトレーニングのメニューを組んでいたのに、こういうことで走れなくなるとがっくりだ。

春らしい天気になった火曜日、少しゆっくり走ってみることにする。
3kmぐらい走ったところで、まだ足首に違和感を感じたのでウォーキングに切り替えた。

そうだ、階段なら大丈夫かなと思って久しぶりにひのき階段へ。

Photo_6
110段の階段を1段抜かしで11往復した。本当は10往復のつもりだったのだけど、予定より1往復余分に走ることで自分に勝てたような気持ちになる。

いつも走るコースに2本だけ植えてある早咲きの河津桜はもうかなり咲いていた。

Photo_7

ゆっくり歩くと、こんな写真展の案内も発見。Photo_8
ついでに家の近くに本日オープンのカフェも。

Photo_9

たまにはゆっくり歩くのもいいかも。

でもこんなことをしていては、次のレースに間に合わなくなるという焦りもあって、翌日は夫と一緒に自転車でトレーニングしてみた。

実はちゃんとしたロードバイクを1台持っているのであるが、もう1年以上乗っていなかった。
自転車乗りの夫に何とか乗れる状態にしてもらって、ぎこちない動作で夫のいつもの練習コースへ。

車道でトラックに煽られたりすると、恐怖で身体がガチガチになる。
やっと車通りの少ないところまで走ってきて、1周約6kmの坂道コースを2周した。
平地では「こんなの運動にならないな~」なんて高を括っていたけれど、いざ坂道になると脚も呼吸もMAXまで頑張らなくてはいけなくて、最大心拍数を振り切った感じ。

全然遅かったのだけど、夫からは「ランより向いているんじゃない?」なんておだてられて、ちょっと気をよくしたりして。

Photo_10 尾根緑道は菜の花が満開だった。

ランニングは頑張りすぎるとすぐ脚を痛めてしまう私にとっては、バイクとのクロストレーニングが合っているのかもしれない。
しばらくはバイクとの2本立てでやってみようかな。

まだ怖くてドロップハンドルとクリートが使えないので、これが使えるようになるのが目標だな。
ただ、自転車の世界ははまり始めると諭吉さんが飛ぶように消えていってしまうので、はまり過ぎないように気をつけなくちゃ。(すでに夫はひと財産使っていると思う)
すでに今日、バイク屋さんに行ってギアの調整やらテールライトやらつけてもらって散財してるし(^-^;)。

翌日から激しい筋肉痛に襲われて、またまた2休。
今月はまだ50kmしか走っていない。あー参ったな。

| | Comments (8)

March 07, 2008

初めての伴走

先週の日曜日に、三浦国際市民マラソンに参加してきた。

今回は初めて、知的障碍者の方の5kmレースの伴走ボランティアをさせて頂くことになった。
伴走の体験はこれが初めて。
果たしてちゃんとうまく伴走できるかなと、前日から少し緊張気味だった。

横浜駅でcaminoさんと合流し、京急に乗り継いで三浦海岸駅まで満員の電車に揺られて行く。
自宅と同じ神奈川県内とはいえ、三浦海岸まで行くのに電車で1時間半ぐらいかかった。
6時前に家を出て、着いたのが7時45分頃。結構遠いな~。

駅はホームに降りた時から身動きできないほどの人・人・人。
この駅にこれだけの人が降り立つことは、この日以外にないんじゃないかと思われた。
改札を通るまでに10分ぐらいかかったしまった。
駅を出たら、早咲きの河津桜が出迎えてくれて、ちょっと癒される。Photo

駅で、数名の障碍者の方とその保護者の皆さんと合流する。
年齢は大体20代位で、全員男性だった。
私が伴走するのはTくん。私よりずっと背が高い。

会場近くの食堂を待機場所に借りてくれていたので、畳敷きの暖かい部屋で走る準備をする。
お揃いの赤いウェアを貸してもらい、頭にも赤いハチマキ。
胸には「伴走」のゼッケンをつける。責任感と誇らしさが半々ぐらい。

Tくんははっきりとは聞かなかったけれど、自閉症なのではないかと思われた。
幸い、自閉症については多少なりとも知識があったので、Tくんと走る上での注意点を聞いておく。人によっては、身体に触れられるのを嫌がったり、大声を出さないことなどがあるのだが、Tくんは特に何もないみたいだ。

スタート地点に移動し、一緒に屈伸などの準備体操をする。
他のみんなもちょっと興奮しているみたいで、早く走りたそうだ。
それぞれに伴走がついて、5kmがスタート。

最初はダッシュして行っちゃいますよ~と言われていた通り、Tくんはどんどん行ってしまう。
5km30分でと言われていたのだけど、入りの1kmですでに5分ペース。
「待って~」と心の中で言ってみるものの、実際にはそんなこと言えないので、遅れないように必死で付いて行った。
ぴょんぴょんと飛ぶような走りなのだけど、力強くスピードが落ちないまま、あっという間に折り返し地点へ。

帰りは上りになるので落ちてくるかな~と思ったけど、全然大丈夫。
考えてみれば私とは体力が違うもんね。
最近スピードを出して走っていなかったので、私の方が息も絶え絶えになってきた。
でも、伴走があとからゴールするわけにも行かないので、余裕があるふりをして走る。
Tくんは時々ちらっと後ろを振り返って、私の存在を確かめてくれていたのが嬉しかった。

最後にあった給水もしっかりと取って、ペースをキープしたまま無事ゴール。
26分で順位も半分よりかなり上だったから、お母さんにも喜んでもらえてまずはほっとひと安心。

三浦名物・参加賞の大根を私も1本頂いてしまった。
ずっしりと重くておいしそう。Photo_2

あっという間の5kmだったけど、こんな伴走でも少しは役に立ったのだろうか。
ちょっと心配に思いながら帰り支度をしていると、「またぜひ、来年も来て下さいね!」と笑顔でお礼を言われて心が軽くなる。
Tくんも、別れ際にわざわざハイタッチをしに来てくれた。

走ることで誰かの役に立てるなんて思わなかったけれど、ちょっと勇気を出せばそんな機会は案外すぐに見つかるものなのだと思う。
彼らが楽しそうに、一生懸命走っている姿を見て、健常者と障碍者の違いなんて全然ないんだと思った。

いつか視覚障害者の方の伴走もできたらいいなと思っているけれど、しばらくは自分のできる範囲でお手伝いができたらいいなと思っている。

| | Comments (5)

March 05, 2008

東京マラソン2008回顧録

もう2週間以上過ぎてしまったけれど、あの1日のことを思い出してみた。

去年とは打って変わって、快晴に恵まれた東京。
新宿に降り立つと、空気は冷えているけれど朝日が降り注いでいた。
去年は濡れながら歩いたことを思い出しながら、都庁方面へと急ぐ。
すでに周りはランナーでいっぱい。
やっぱり天気がいいと、走る前のわくわく感が全然違う。

ワシントンホテルで、一緒に走るharryさんたちと待ち合わせをしていた。
秋田からやってきていた友達がホテルに泊まっていたので、部屋でトイレなどを貸してもらいとても助かった。

荷物は応援団が預かってくれたので、荷物預けの手間もなく、余裕を持ってスタートの準備ができた。
ウェアは、インナー+長袖Tシャツ(保温タイプ)+極薄ウインドブレーカー。下はCW-Xのロングタイツと上に短パン。手袋は2枚重ね。キャップの上にイヤーウォーマーを当てていたけれど、これは迷った末にスタート直前に外した。

8時40分ごろ、Eブロックに入る。
去年よりも仮装の人がたくさんいる。仮装をしていなくても、目印のようなものを付けた人が多かった。
自分の格好が、かなり地味に思える。

今年もいつ号砲が鳴ったのかわからないまま、列がゆっくりと前に動き出した。
はらはらと紙吹雪が舞い落ちてくる。
見上げると、ビルの間に抜けるような青空!Photo
これから先の42.195kmを無事に走りきることができますようにと祈りながら歩を進める。

8分ほどかかって、スタート地点を通過した。
さぁ走るぞ。どこまでも。
しばらくは前後左右に人がぎっしりなので、自分の体調や呼吸の様子などを観察しながら注意深く走った。
実は前日の夜、急に咳が止まらなくなり、仕方なく喘息の薬を1錠飲んで寝ていたので、体調が少し心配だった。
でもその咳も朝になったらピタリと止まっていて、走っていても特に息苦しさは感じなかったのでまずはほっとする。

朝から大勢の人が待ち構える歌舞伎町を抜けて、たくさんの友達が待つ曙橋へ。
今回はいろいろなポイントで知り合いが立っているので、できるだけ多くの友達に挨拶したかった。
黄色い幟は遠くからでもすぐわかった。
両手でみんなの手をタッチしながら「行ってきます!」と通過した。ひとりひとりの笑顔が脳裏に焼きついた。

5kmは32分ほどで通過。もう少しペースを上げたい。
一緒に走ろうと言っていたharryさんは、いつの間にかどんどんペースを上げて行ってしまった。
私は前半で飛ばして後半見事に潰れてしまったNAHAの恨めしい記憶が蘇り、今ひとつ思い切ることができず、6分でラップを重ねる温存作戦で行くことにした。

皇居が見えてきた頃、少し暑くなってきたのでウインドブレーカーを脱いでウエストポーチに押し込んだ。
ところが品川で折り返してからはコースがビルの影になり、おまけに向かい風が吹いてきて急に身体が冷えてきてしまった。
ここは去年も確かすごい向かい風と雨で、ひたすら寒さに耐えていたっけ・・・。
もう一度ウインドブレーカーを引っ張り出して、上から羽織る。ふっと身体が温かくなり、元気が湧いてきた。やはりこまめな温度調節をした方が良さそうだ。

田町のあたりでは、ボランティアでコースに立っているはずのブログ仲間のよーちゃんを探しながら走っていたので、前半の中だるみの部分もあっという間に過ぎたような気がする。
ブログの写真でしか見たことのないよーちゃんを見事探し当て、ほんの一瞬挨拶をすることができた。
こんな面白い出会いってなかなかないかも。

ハーフのポイントを過ぎて、いよいよ銀座の大通りへ。
去年にも増してものすごい人が沿道をぎっしり埋め尽くしていた。
プラカードを持っていたり、鳴り物の応援グッズを持っていたり、沿道の盛り上がりが今年は一段とすごい。
「おとうさーん」とか「おかあさーん」という声もあちこちから聞こえてくる。
みんな、一様に誰かが来るのをじっと目を凝らして探している感じ。
ああそうか、ここにいる人たちはランナーの家族だったり友達だったり、そういう人が圧倒的に多いんだな。
だからすごい視線を浴びながらランナーは走っている。
もちろん、見知らぬランナーにもたくさんの声援を送ってくれて、ランナーと沿道の人たちが一体になっているのを感じることができる。
本当に走っていてこんなに気持ちがいい場所は、他にないんじゃないだろうか。

今年も銀座のガードの下で、サポート隊が待ってくれていた。
ゆっくりしていきたかったけど、前を行くharryさんを追いかけなければいけないので、ハイタッチをして通り過ぎる。みんな、ありがとう。
去年は何もなかった給食ポイントに、今年はバナナやマーブルチョコ、人形焼、レーズンがたくさん置いてあった。
私は今回は10kmごとにパワージェルを取りながら走ることにしていたので、バナナをほんのひと切れ口にしただけだったけれど、私設エイドも合わせると十分な給食の量が確保されていて安心した。

銀座を後にして、次は雷門へ。
もう25kmを過ぎているはずだけど、脚はまったく大丈夫。NAHAではこの辺ですでに右膝が痛んでいたことを思い出し、ペースは上げずにキロ6分をキープして走った。
それにしても、東京はめまぐるしく景色が変わるし、沿道の人やすれ違うランナーを見ていると、あっという間に距離が踏めてしまう。
いつの間にか浅草を過ぎて、また銀座へ。
そして歌舞伎座の前を通り過ぎると、もう最後の難関・佃大橋だ。

ここでやっと前を走っていたharryさんに追いついた。harryさんは少し膝が痛そうだ。
今日は最後の7kmを元気に走ることを目標に走ってきたので、harryさんと少し併走した後にスピードを上げる。
と言っても上り坂なので、タイムをキープしただけだったのだが、周りが落ちてきている分いいペースで前に進んでいる気がする。

最後に4つの坂がある、ということだけ頭に入れておいた。
ひとつ、ふたつと越えていく。元気に走れていることが嬉しい。
故障して、ほとんど走れずに東京を走ることになった友は、ちゃんと走れているだろうか?
寒い中、ずっと応援してくれている仲間のところに早く行きたい。
試走の時は豊洲を過ぎたあとの数キロがとても長く感じたのだけど、今日は大丈夫だった。
だって、今年は本当に応援が途切れることなく続いている。
この辺は駅からも遠いはずなのに。

再び黄色い幟を見つけたときは嬉しくて、大声でみんなを呼びながら駆け寄ってしまった。
ハイタッチで最後のエネルギーを充填する。本当に足が軽くなるからすごい。
そして今年もまた「ああ、もう終わっちゃうのか。寂しいな」という思いがこみ上げてきた。
ビッグサイトが見えてきた。
最後の1kmだけ思い切って5分20秒ぐらいで走ってゴールに飛び込む。

大時計は4時間26分53秒。ネットタイムはたぶん18分ぐらい。
去年より12分早くゴールできた。
もう少し頑張れたかな?という気もしたけれど、最後までペースを崩さず、思ったとおりの走りができて満足感でいっぱいになった。

チップを切ってもらったり、メダルをかけてもらったりしながらビッグサイトの中に入っていくと、驚いたことに荷物がすべてゼッケン順に整然と並べられていた。
ランナーが走っている間に、ここに荷物を運んできて番号順に並べてくれたボランティアの人たちの努力を思うと本当に頭が下がった。
沿道に出て給水やコース整理をしてくれたボランティアの方々も、多くは抽選にもれて走れなかったランナーだったのじゃないかと思う。
そんな人たちに支えられて、最後まで気持ちよく走らせてもらえた私は幸せ者だ。

ボランティアの人たちが「お疲れ様でした!」と元気に声をかけてくれる中、何度も「ありがとう」「お疲れさま」と返しながら皆の待つ待ち合わせ広場へとゆっくりと歩いていった。

| | Comments (9)

« February 2008 | Main | April 2008 »