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June 24, 2008

無題

左の腿に違和感を感じて、これは故障したかな~と思ってから、早2週間。
正直言って、こんなに長い故障になるとは思わなかった。

今までは、鍼で治療したり、カイロに行ったりすればなんとか走れる状態になっていたのに、今回はかれこれ2週間、症状にまったく変化がない。
良くなっている兆しが感じられないのだ。

仕方なく、走るのを休む毎日。
一番戸惑っているのは、走らないことが日常的になりつつあることだ。

いつの間にか、走るはずの時間に他の用事が入り込んできている。
家事だったり、今まで手がつけられないでいたことだったり。
それはそれで、プラスに考えることもできるのだけど、だんだん走ることが非日常的に思えてしまう。

そして、走らない毎日を心と身体が受け止め始めていて、走り出そうと言う気持ちにならなくなってきてしまった。
つまり、走らなくても平気になってきてしまったのだ。たった2週間で。

その時間は、読書や映画にすりかわったり、自転車やヨガなどで汗を流すことにすりかわったりして、走れない日々を埋めようとしている。
人間て本当によくできているんだ・・・。

そうこうするうちに、魂を揺さぶられる本に出会ったりする。

走らないと時間がたくさんあるので、娘とTSUTAYAに行ってマンガを借りたりしていたのだが、ふと目に留まって手に取った「モリのアサガオ」と言う作品には、正直打ちのめされてしまった。
刑務所の看守である主人公が、死刑囚と死刑執行の間に悩む様子が描かれている作品なのだけど、一気に読み終えた後は、夜の寝つきが悪くなるほど衝撃を受けてしまった。

自分が走れないことで悩んでいることなんて、とてもちっぽけに思えてしまった。

自分にとって、走ることって何だろう?
どうして、毎日ランニングシューズを履いて、走らなくてはと思ってしまうんだろう。

このまま、走るのをやめたらどうなるんだろう。
いつか、走れない日が来てしまったら、どうするんだろう。

多分私は、「ランナーズブルー」の真っ只中にいるのだと思う。
じたばたしない方がいいのかな?
それとも、無理にでも走ってみたほうがいいのかな?
なんでもっと気楽に考えられないんだろう?

このまま、走らない選択をすることも、ありなんじゃないかと思える毎日だ。

外は雨。ランニングとの蜜月が終わりそうな予感。

***

この日記を書いたのは実はおととい。この日記はアップするのはやめようかと思っていた。

2日経って、今日は鍼の治療に行き、先生に「大分ほぐれたから、少し走ってみてください」と言われて、ほんの3kmだけだけど、歩いたり走ったりしてみた。

脚はまだ違和感があったけれど、前よりは好転しているように感じられた。風が気持ちよくて、身体が軽かった。

走ることをやめるのは、案外簡単なことだなと思った。続けることの方が、やっぱり難しい。好きでやっていると思っていたけど、こんなにあっさりもうやめてもいいや、と思えるなんて、私とランニングの関係はまだまだ危ういものなんだ。

レースに出れば常に結果が数字になって現れるから、それがランニングを楽しくもつまらなくもしている要素になっていると思う。それに囚われるのはやめようと思っても、私にはそれはまだできないみたい。

こんな風に自問自答することがこの先、何度も何度もあるんだろうな。

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